賃貸物件は「キッチン収納のスペースが足りない」というケースが多いのですが、そんなときに強い味方となってくれるのが「ディアウォール」です。
今回はディアウォールとは何か、ということをまず解説したうえで、ディアウォールの使用例についても説明していきます。
賃貸物件のキッチン収納の頼もしい味方「ディアウォール」とは?
ディアウォールとは「壁や天井に穴をあけることなく、室内に柱を立てて棚などを作ることができるアイテム」のことです。
ディアウォールを活用して新たなキッチン収納を作れば、賃貸物件のキッチン収納スペース不足という問題も解消するというわけです。
しかし、これだけを聞くと「壁や天井に穴をあけずにどうやって柱を立て、棚を作るというのか」という点を疑問に思う人も多いでしょう。
手順としてはまず、2×4材や2×6材などの木材の両端にディアウォールを取り付けたものを柱として使い、上下垂直に突っ張らせます。
「横に平行に使う突っ張り棒ではなく縦に使う突っ張り棒のような感じ」とイメージしてください。
そのうえで、ディアウォール専用の棚受けを使って棚を作っていけば壁や棚に穴をあけずに棚が作れるというわけです。
「木材はあるが、柱にするには短すぎる」という場合も、専用の中間ジョイントを使って木材を連結することができますよ。
賃貸物件のキッチン収納スペースを拡大する「ディアウォール」の使用例
では、ディアウォールを使って賃貸物件のキッチン収納スペースを拡大した使用例をいくつか挙げてみましょう。
●シンクの横スペースにディアウォールを使って棚を組み立て、調味料やキッチンツールを置くスペースにする
●キッチンの横や後ろの壁を大きく使って大収納の棚を作り、食器や調理器具置き場にする、ホコリよけとして前面に不燃性のカーテンをつけておくのもおすすめ
●棚だけでなくフックもつけ、フライパンや鍋などを吊るせるようにして利便性を高める
●シンクの水栓周りのわずかな奥行きを利用して棚を作り、キッチン小物などを置けるスペースを作る、奥行きが浅い分棚の上のものが落ちやすいので、ワイヤーを張るなどして落下防止策をとるのがおすすめ
このように、ディアウォールは賃貸物件の「新たな収納スペースづくり」に幅広く活用できるのが大きな強みです。
まとめ
今回は、賃貸物件の収納スペース不足問題を解消してくれる強い味方・ディアウォールについて解説しました。
いくつかの使用例も挙げましたが、ここで挙げた使用例以外にも活用の幅は広く、工夫次第でどこまでも便利に使えます。
まずは、小さな棚作りからチャレンジしてみましょう。
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