気に入った物件を見つけても空室が1階しか残っておらず、諦めるか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
1階には、マイナスな面だけではなくプラスな面もあります。
そこで今回は、賃貸で1階を選ぶメリットと注意点について紹介します。
賃貸を探す前に知っておきたい！1階のメリットとは？
1階で暮らすメリットとして、主に以下のようなものが挙げられます。
下の階へ物音が響くことを気にしなくてよい
1階に住んでも、上の階から物音が聞こえる可能性は変わりません。
しかし、下の階へ物音が響くことを考えながら生活する必要がなくなります。
特に小さな子どもがいて下の階への騒音が迷惑になるのではないかと不安な家庭は、1階への引っ越しを考えてみるとよいでしょう。
部屋までの距離が短くて楽
部屋が1階だと階段やエレベーターを使った上り下りがないため、移動が楽です。
移動距離が短くなるだけで、以下の場面でメリットを感じられるでしょう。
●ゴミ捨てが楽になる
●重い荷物をすぐに部屋まで運べる
●災害時に避難しやすい
●引っ越しの時間が短縮できる
家賃が安い
上の階は見晴らしが良くセキュリティ面でも安全なため、家賃が高い傾向があります。
一方で1階はたしかに通行人から見られやすく、セキュリティ面でも優れているとは言い難いです。
しかし上の階に比べて家賃が低い物件が多いので、毎月の固定費を削減したい方には大きなメリットと言えるでしょう。
賃貸で1階に住むのはメリットばかり？注意点を紹介
ここからは1階に暮らす注意点を3つ紹介します。
物件探しをスムーズに進めるためにも、1階に住むことのデメリットを知っておくことが大切です。
防犯面が不安
1階は外から侵入しやすいため、空き巣などの犯罪に巻き込まれるリスクが高くなります。
そのため、帰宅時間の遅い方や旅行でよく家を空ける方、1人暮らしの女性は注意が必要です。
オートロックや監視カメラ、窓の格子が設置されているセキュリティ対策が万全な物件を探しましょう。
通行人からの目線が気になる
1階は通行人や周辺の建物から部屋の中が見えやすいです。
外からの視線を意識するあまりカーテンを閉める機会が増え、結果として部屋が暗くなったり湿気がこもったりしてしまうケースも少なくありません。
また、洗濯物の干しづらさにも不便を感じるかもしれません。
特に、カーテンを開けて明るい部屋でのびのびと過ごしたいと考えている方は注意が必要です。
1階を希望する場合は、周りに高い建物がない物件を探すとよいでしょう。
外からの音が気になる
上の階に比べて1階は道路との距離が近いため、車が走る音や通行人の会話をうるさく感じてしまう可能性があります。
大きな道路に面している物件は特に注意が必要です。
内覧の段階で、外から聞こえる音や周辺環境を確認しておきましょう。
まとめ
1階にはメリットとデメリットがどちらもあります。
入居後に「失敗した！」とならないよう、物件探しの段階で不安要素を確認しておきくことが重要です。
今回の記事を参考にしつつぜひ最適な賃貸物件を見つけてください。
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