最近はプライバシーの観点からも、表札を出さない方も少なくありません。
今回は賃貸物件で表札は必要なのか見極めるために、表札のメリットやデメリットなどを総合的に見ていきましょう。
賃貸物件では表札を出さないもの？表札のメリットとデメリット
賃貸物件への引っ越しを終えたあとに悩むのが、玄関先や集合ポストに表札を出すか出さないかという点。
ただ面倒くさいから表札を出していないという方もなかにはいらっしゃるかもしれませんが、大半の方はプライバシーや防犯面などが気になって表札を出すか出さないかを悩んでいることが多いのではないでしょうか？
表札を出すと下記のようなメリットが考えられます。
●郵便物などの誤配達を防げる
●来訪者が迷う心配がない
●近隣の住民への不信感や距離感のもととなる心配がない
●名前がわかることで近所付き合いがしやすい
一方で、表札を出す場合には、下記のようなデメリットが考えられます。
●プライバシーの面で不安のもととなる
●名前や世代などを把握されるとセールスや勧誘のターゲットにされる可能性がある
●ストーカーや嫌がらせなどの被害に遭いやすくなる
出さない派が増えるのも納得？賃貸物件で表札を出す場合の注意点
マンションやアパートによっては近隣の住民や宅配業者などへの配慮などから表札を出すことが条件となっている場合もありますが、基本的には表札を出すか出さないかは入居者次第となっています。
やはり表札は出しておきたいという方は注意点を押さえておきましょう。
もし玄関ドアや表札プレートの付近などに見覚えのないマークなどの書き込みがある場合は、空き巣やセールスなどのターゲットとされている可能性がありますので、大家さんや管理会社に相談するのがおすすめです。
そして、マンションなどの集合住宅で気を付けたいのがルールに反さない表札の出し方をすること。
玄関ドアや玄関前のスペースは集合住宅の共有部分となるため、インテリア感を高めたいからとドア部分やドア付近に所有物を置いたり過剰な装飾を施したりすることは避けたほうがいい場合もあります。
また、表札プレートや集合ポストに表札を出す場合などにも、はずした後に跡が残らないような接着テープやマグネットを使用するなど、退去時のトラブルのもととならないように気をつけましょう。
まとめ
いろいろな人が行き交う賃貸物件では、プライバシーの面が気になることもあるかもしれませんが、通販をよく利用する方や郵便物を受け取る機会が多い方は、名字だけでも表札をきちんと出しておく方が安心かもしれません。
法律上で表札を出すことが義務づけられているわけではないため、メリットとデメリットの両方を考慮して決めるのがおすすめです。
自分のライフスタイルなども考慮して、表札を準備するかどうかを検討しましょう。
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