毎日の暮らしに欠かせない電気ですが、賃貸物件に住むときアンペア数は変更できるのか気になりますよね。
結論から言うとアンペア数の変更は可能ですが、注意点もあるので解説していきます。
賃貸物件でアンペア数を変更したいときの手順と注意点とは
賃貸物件のアンペア数を変更するときには、勝手に変更していいわけではありません。
正しい手順で変更する必要があります。
●大家さんに連絡する
●不動産会社に連絡する
●電力会社に連絡する
賃貸物件によっては電気の最大容量が設定されていることもあるため、まずは大家さんや不動産会社への連絡が必要です。
その後、電力会社に連絡して変更できるかどうか確認しましょう。
もし工事が必要になる場合、再度大家さんや不動産会社に許可を取る必要があります。
変更する際には、注意点も押さえておくと安心です。
●電気の基本料金が変わる
●アンペア数の変更は1年契約
●退去時にアンペア数を戻す原状回復の義務が課せられる可能性あり
契約するアンペア数によって電気の基本料金が変わるため、特にアンペア数を上げる場合には基本料金も確認しておきましょう。
アンペア数の変更は1年契約になるため、よく使う季節だけアンペア数を上げて、使わない季節は下げるといった使い方はできません。
また、退去するときにアンペア数も原状回復として元の設定に戻す必要があるかもしれないため、退去時に早めに確認しておくと安心です。
賃貸物件で今のアンペア数が最適か知りたい！必要なアンペア数は？
最適なアンペア数は、一度に使用する家電の数によって決めるのが目安です。
家族の人数が増えれば同時に使用する家電の数が増えるため、最適なアンペア数は家族の人数によって異なります。
1人暮らしの場合
1人で暮らしている場合は、そこまで電気の使用量は多くありません。
電気ケトルやドライヤー、電子レンジ、掃除機といった消費電力の多い家電製品はおよそ10Aを超える電力を消費するため、最低でも20Aは必要です。
ただし、家電を同時に使用するとブレーカーが落ちてしまうため、30Aあると安心して暮らせるでしょう。
2人暮らし以上の場合
人数に応じてアンペア数を上げる必要があり、2人なら30～40A、家族で暮らしているなら50Aが一般的です。
アンペア数を上げるとそれだけ基本料金が高くなるため、電気の使用量に応じてアンペア数を決めるといいでしょう。
まとめ
賃貸物件であってもアンペア数を変更できます。
しかし、アンペア数を変えることで電気の基本料金が変わったり、退去時に原状回復しなければいけなかったりなど注意点もあるため、事前に確認しておきましょう。
まずは普段どのぐらい電気を使用しているか判断して、最適なアンペア数を選ぶのがおすすめです。
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