賃貸は一般的なアパートのほかに、分譲タイプもあります。
高額で販売されていたマンションで暮らせるので魅力的な物件ですが、どのような特徴があるのでしょうか？
そこで今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、分譲タイプの賃貸物件とはどのような特徴があるのかをご紹介いたします。
分譲タイプの賃貸物件とはどんな特徴がある？
分譲タイプの賃貸とは、オーナーが購入した分譲用のマンションの一室を、新たに貸し出している物件のことをいいます。
同じマンションの住人は長期的に住むことを前提に暮らしているので、メンテナンスが行き届いており、住人同士のトラブルが少ない点が特徴です。
購入した物件を貸し出すのには、次のような理由があります。
●転勤などにより一時的に空室になるから
●投資用の不動産だから
●売り出し中に部屋が売れなかったから
一時的な貸し出しの場合は住める年数に期限が定められており、定期借家契約を結んで、契約満了と同時に家を明け渡す必要があります。
また投資用の不動産は設備が劣る可能性があるなど、一様に分譲タイプといっても、設備や規約などは物件によってさまざまであることに注意しましょう。
分譲タイプの賃貸物件のメリット・デメリットは？
では分譲タイプの賃貸物件には、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか？
メリット
宅配ボックス・オートロック・24時間出せるゴミ置き場・生ごみ処理機など、ハイグレードな設備を使える物件が多い点が魅力です。
長期で暮らすことを前提にして建てられているので、管理人が常駐して清掃をおこなうなど、セキュリティ面やメンテナンス面においても優れています。
鉄筋コンクリート造や鉄骨鉄筋コンクリート造が多いので、耐震性や防音性が高い点も魅力です。
デメリット
構造が優れていたり、高性能な設備を使えたりできるので、家賃が高めに設定されている物件が多くなります。
分譲マンションは一般的な賃貸にはない修繕積立金や管理費を支払う必要があり、これらの費用が家賃に含まれているので高くなるのです。
マンションの規約とオーナーの規約の両方を守らなければならないため、ペット可の物件でもオーナーの取り決めで不可になることもあります。
物件によっては定期借家契約になり、暮らし心地が良くても契約が満了したら引っ越さなければならない点も気をつけたいポイントです。
まとめ
今回は賃貸物件をお探しの方に向けて、分譲タイプの賃貸物件とはどのような特徴があるのかをご紹介いたしました。
ハイスペックで魅力的な物件ですが、お部屋によって設備や条件などはさまざまなので、複数の物件を比較して、より希望に合うところを選びましょう。
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